おーもいでーはーモノークローム、いーろーをつけーてくれー♪
自分が好きな、綿矢りささん作品が原作の映画です。
原作で急展開を見せるところのフライトの場面。はらはらドキドキの果てに、
流れる佐野元春さんの曲がとてもうまい使われ方をしていて、
自分は観ていて気持ち良く涙が出ました。
主演ののんちゃんはもちろん、
イタリア在住のさつき役の橋本愛さんがまた良かったです。
二人の友情の場面は、この作品の宝です。
そして、この原作の見せ場であるイタリアの描写。
余すところなくイタリアで、現地の言葉には字幕はつかない。
「何言ってるか全然かわかんない」、というみつこの立場そのままに。
途中で出てきたコロッセオ、みつこさんはグラディエーター、スパルタカス
とおっしゃいます。なるほど。ちなみに僕は、ブルースリーのドラゴンへの道を思い出します。
版権の問題なのか、終盤のディズニーランドのところが東京タワーに変わっていました。
でも悪くありません。
映画になっても、とても良い作品!
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